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ばんぶろ。 --やや本格的楽曲考察ブログ

「ばんひか」「ウラひか」「ごっちゃBOX!!」共通のブログです。 どこかのバンドみたいに、ゆっくりしっかり書き上げることを目指しています。

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BUMP OF CHICKEN、いよいよ・・・いよいよ待望のニューリリース決定!!&ウラニーノのニューアルバム発売日確定!?

8月22日、BUMP OF CHICKEN公式サイトで登録できるメールニュースの「ポーキングメール」で、
バンプ待望のニューリリース発表が8月24日午前2時以降に行われることが告知された。
まだシングルなのか、アルバムなのか、はたまた違うものなのかは明かされていないが、
「涙のふるさと」以来、非常に苦戦していた作曲&レコーディング作業の集大成が
いよいよ封を解かれることとなる。
期待して待とう!

さらに!正式発表までは更新を控えようと思っていたのだが・・・
このブログで注目しているもうひとつのバンド、ウラニーノも待望の4thAlbumの発表が秒読みとなった。
http://www.uranino.com/
既に曲順、アルバムタイトルまで決定し、マスタリングも終了した模様!
こちらも毎日見逃せない!
---------
追記こちらによると、ウラニーノのニューアルバムの発売日は10月17日とのこと!
きったあああああああああああ!!!あとは正式発表を待つのみ!
本日開催の山岸氏誕生日イベントで明かされるのでしょうか。

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ディープな楽曲考察や、アルバム解説なども行なっています。

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徹底した"物語楽曲"がステキな注目株インディーズバンド、
ウラニーノの数少ないファンサイトです。
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テーマ:BUMP OF CHICKEN - ジャンル:音楽

  1. 2007/08/22(水) 23:44:16|
  2. ばんひか関連
  3. | トラックバック:0

全曲解説:『リリィ』・・・"弱い自分"を包み込んだもの。

#015 リリィ
---"弱い自分"を包み込んだもの。
 ファンタジー色の非常に強いこのアルバムの中では、「続・くだらない唄」に続きやや異色の曲だ。曲順で見ても「K」と「Ever lasting lie」に挟まれており、アルバム全体の世界観の濃さをある程度和らげる効果を持たせているとも言えるだろう。現代を舞台にした、不器用な主人公と、それを優しく見つめる"リリィ"の物語だ。再びここで、藤原の私小説的な要素がぐっと強くなる。

 主人公は歌い手だ。ステージに立ち、観客からの熱い目線を浴びる存在だ。一見ヒーローに見えるこの歌い手は、しかし一方で自己矛盾に苦しんでいた。自らの歌が<思うように伝わらな>いジレンマ、ステージの後に訪れる不安と焦り、築き上げた自己像と現実との隔絶――、挙句には、分身であるはずの自分の歌にすら攻撃されてしまっている(念のため補足するが、<「大言壮語も吐いてやろう」>は「バトルクライ」からの引用である。ちなみにこの曲は「LAMP」のカップリング。のちにメジャー版の「FLAME VEIN」に収録されたので作曲された時期は正確には不詳だが、もしもレコーディングがLAMPと同時期だったならば・・・、たった数ヶ月前に作った曲にすら、藤原は不審と矛盾を感じていたことになる。とてつもない精神状態・・・)。しかし、歌い手としての不安を感じながらもギリギリのバランスを保ってきていた主人公を、優しく見つめる存在が居た。"リリィ"である。

 "リリィ"は主人公を、徹底的に見透かしている。弱い自分に狼狽し怯える主人公を「<かわいいヒトね>」と言い、ぶつけてくる愚痴の裏側にあるホンネをすぐ見抜き、優しくねぎらいの言葉を与える。その言葉ひとつひとつにドキッとさせられる主人公と、相変わらず幸せそうに微笑む"リリィ"。そんな二人の様子が、前半では描かれている。

 この曲で注目すべきなのは、ラストを"二人の別れ"を暗示させるものにしている点にある。どんなに騙そうとも見透かされ、自分の"格好つけ"すら通用しない、ある意味で自分を揺るがしかねない脅威の存在、"リリィ"を、主人公は強く突き放そうとする。

<ポケット一杯の弱音を 集めて君に放った
強がりの裏のウソを 放った ぶちまけた>

 この後に及んでも自分を必死に繕おうと、"リリィ"にすら嘘を重ねる主人公。口調はしだいに激しくなり、息は荒くなる。どなり散らし、罵倒し、"リリィ"を攻撃していく―――。直接的にはこのような描写は無いのだが(笑)、<ぶちまけた>で歌詞を止めたまま激しい間奏に入り、その主人公に対しての"リリィ"の応答も最後まで描かれていないので、このような方向に想像することは可能だろう。全てを見透かされる存在への、必死の自己防衛である。その後、ふたりは―――駅のホームで<別れ>る。おそらく何度も繰り返されてきたふたりの駅での別れを、ここではかなり強調して描いている。

 最後の<君は笑った>の箇所に、主人公の心の変化が見て取れるだろう。「こんなにも深刻な俺を、何でこいつは笑えるんだ!」と思わず"リリィ"を怒鳴り散らした冒頭、歌(=自己から生まれたもの)――からすら脅されている主人公を、微笑みながら<「格好いいよ」>と肯定してくれた中盤・・・この時、<君は笑った>の手前の歌詞は、<ところが>だった。<ところが君は笑った>という一節からは、もはや説明不要であろうが――"リリィ"の思いがけない言動に戸惑う主人公が見て取れる。だが最後、(もしかしたらこんな存在は、俺の人生の中でも<最初で最後のヒト>かもしれない)と頭をよぎった主人公が、<確かめたいコトがあるんだ>と、ふと振り返る。その先でも、<やっぱり>、"リリィ"は笑ったのだ。そこには、<ところが>の頃のように、"リリィ"の行動が理解できなかった主人公は居ない。主人公は"リリィ"を、「<別れの傍で>も笑ってくれるはず」と信じたのである。自分にとって脅威であり、不可思議な存在だった"リリィ"を、ここでようやく主人公は信頼出来たのだ。

 同時に、"リリィ"に対しての想いは主人公を変えた。<「最初で最後の恋人」>という言葉は様々な解釈が出来る。「キミは最高だ!」とも、「僕が恋をした存在は君が最初で最後だったよ」ともとれる。ただ、"リリィ"自体の描写は"改札での別れ"以降はない。かわりに、叫び唄い続けることを決意した主人公の独白でこの物語が終わる。"リリィ"とのその後を描いていないことからも、やはりこの物語は二人のラブストーリーではなく、「ある一人の存在に支えられたもう一人の人物の物語」だった、と考えるのが順当ではないだろうか。ステージの上の"格好良い"自分と、ステージから降りた後の弱っちい自分とのギャップに苦しめられていた主人公は、その両方をも包み込む存在に救われ、最後には"飾らない自分"を唄うことに成功するのだ。

 アルバムの中の一曲としての位置づけをするにしても、この曲は重要な意味を持っている。このアルバム全体には、藤原の、歌い手としての自信喪失を感じさせる詞が随所にあるが、この曲では、その問題に自ら答えてみせることに成功しているのだ。この曲を書けたことは、藤原にとっても大きな救いだったのではないだろうか。

歌詞引用一覧歌詞の扱いについて
<>内はすべて、「リリィ」 作詞作曲・藤原基央
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  1. 2007/08/17(金) 23:29:58|
  2. 更新履歴
  3. | トラックバック:0

ごっちゃBOX!!■ASIAN KUNG-FU GENERATION『センスレス』・・・超情報化社会の孤独

#002 ASIAN KUNG-FU GENERATION『センスレス』
---超情報化社会の孤独

 アジアン・カンフー・ジェネレーションのアルバム『ファンクラブ』に収録されている楽曲には、しばしば現代の、情報化社会の闇の部分をえぐるような箇所が登場する。例えば「ワールドアパート」で<即席の歌で舞い踊る/実態のない未来と愛の輪(a)>と、"情報"に踊らされるメディア弱者たちに触れていたり、「ブラックアウト」で<321 情報が錯綜 真実を知らない (中略) 想像と妄想の混同 掃いて捨てるモノ(b)>と、ネット上を駆け巡るウソやデッチ上げ、情報操作の批判とも思わせる痛烈な歌詞の箇所があったり、「桜草」で、社会から逃避し引き篭もる人間の様子を描写していたり・・・するわけだが、そうした、加速する情報化社会への痛烈なメッセージは、9曲目の「センスレス」で頂点に達する。

 <液晶を世界の上辺が這う
  音速のスピードで文字に酔う
  醒めて冷えきって
  忘れ去るだけ>

 「液晶」は、テレビでも、パソコンでも当てはまる。日に日に勢いを増す莫大な情報が私たちの前に無差別に投げ出され、瞬く間に消費されていく。「真実」なのか、「ヤラセ」なのか、「妄想」なのか、「誇張」なのか・・・、判別することも出来ないまま、情報は私たちを圧倒していく。信じ込ませられる。カラフルに彩られたニュースや報道は現実を絶望させ、感情を冷却させる。ふてくされて逃げ込んだ先のウェブ掲示板では、真実とも妄想ともつかない過激な情報が随時流され、私たちを扇動しようとする。インターネットは次第に私たちの心を飲み込み、服従させる。現実に、いま、それが起こっている。

 だがしかし、その全てのものに<温度感も何もない>。冷え切った"情報"でしかなく、生身の人間がそこには居ない。センスレス【Senseless】は「(芸術などの)センスが無い」という意味ではない。感覚の無い、無分別で無秩序なことを指す言葉だ。文字データだけでその実を伴わない空虚な存在が大衆を扇動し、対立させ、さらに人々の感情を冷やしていく。現実はますます色味を失い、秩序を破壊する。理路整然とした高層ビルが街を覆いつくし、人々は機械的に行動し、ノルマと時間に追いやられ、ノイズと極彩色に溢れかえった道路を移動していく。

 <行き交う人込みに解ける
  そんな毎日 今日も明日も>

 そんな時代に、果たして"音楽"は意味をなすのだろうか?

 繁華街を歩けば、CMでも幾らでも流れている流行のポップスがどこからともなく響き渡り、簡単に大量生産された音楽に人々は飛びついていく。音楽以外に価値を見出されたシングルCDがオリコン・チャートの王者となり、「みんな聴いてるから・・・」と携帯からダウンロードした音楽も、カラオケで腐るほど安く食い潰されていく。ウェブ上でいくらでも複製できるようになった音楽データがネット上に氾濫し、力を手に入れたファンたちは、気に入らないミュージシャンたちを潰そうとあの手この手で手薬煉を引く。そこに音楽は無い。人間と人間の間で増幅された憎悪と他虐心が、それを突き動かしていく。

 そんな時代に、果たして"音楽"は力を持つのだろうか?
 人々を救い出すことが出来るのだろうか?
 この楽曲の中でも、その答えは描かれない。知ることが出来るはずもない。

 だから、"祈る"のである。

 この曲は祈りの音楽だ。ドロドロしたこの現代社会を、「センスレス」では4分間にわたり圧倒的な演奏と象徴的な歌詞で表現している。ところが――、終盤に入ると、この曲は奇妙な展開を見せる。散々自分でこの現代社会を皮肉っておきながら、あまりにもそこからは脈略が無い歌詞が現れるのだ。

 <それでも想いを繋げてよ>


 解放。


 "突き抜けた"後の、5行ほどある短い歌詞群が実に素晴らしい。後藤の、アジカンの、そして世界中のミュージシャンの"祈り"が、そこから読み取れないだろうか?あまりにもストレートな、しかし切実な、今にも泣き出しそうな、純粋な5行。この時代に音楽は不要なのかもしれない。もはや意味を成さないのかもしれない。人々が"人間"を見失うとき、すべての音楽は人類に捨てられてしまうかもしれない。後藤はそれを察知しているのだ。その上で、「俺らはどんなに世界が変わっても、価値が捨てられても、人が人を信じられなくなっても、<世界中を悲しみが覆って>も、いつまでも変わらずに歌い続けてみせるから、どうか、俺たちのこと、忘れないで居てくれ」・・・と、嘆願しているのである。祈っているのである。あなたは、この、ミュージシャンからの祈りに応えることが出来るだろうか?この5行だけを抜き出してしまえば、それほど価値は考えられない歌詞かもしれない。だがそれまでの間に、例えばこの曲の中だけでも十分に"現実の闇"をリアルに描いてきているのだ。散々現実を肯定しながらも、なお、「見捨てないで」と願っているのだ。

 ・・・あまりにも、重く、儚い。この曲ではもはや、メディアもマスコミも、インターネットをも批判することを諦めている。音楽も、彼らの力には敵わないのだ。それすらも認めたうえで、・・・この曲を書いているのだ。

 全体的に難解な内容かもしれないが、曲の最後の最後には理論も知性も吹き飛ばして、ただただひたすらに切実な感情が描かれている。前半と後半のこのギャップがまた、聴く者の胸をさらに締め付ける。『ファンクラブ』の中でも中核をなしている楽曲であるし、同時にひとつの傑出した世界をも築き上げている、見事な楽曲だ。この曲が2006年のツアーで1曲目に披露されたと聞いたが、実に相応しいと思う。アジカンの中でも、一番真摯にリスナーへメッセージを発している楽曲だ。


歌詞引用一覧(歌詞の扱いについて)
(a)「ワールドアパート」 作詞作曲・後藤正文
(b)「ブラックアウト」 作詞作曲・後藤正文
(c)「桜草」 作詞作曲・後藤正文
その他の<>内はすべて、「センスレス」 作詞作曲・後藤正文

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凄まじい遅筆でご心配をおかけしているかもしれません・・・。
生きておりますー。

次回更新ですが、ウラニーノ分に関しては既に書き上がっているものの、
BUMPのほうで少々苦戦しております。
数日以内に更新できたらと思っておりますので、
まったりとお待ちいただけたら幸いです。

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  1. 2007/08/14(火) 10:01:43|
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