ばんぶろ。 --やや本格的楽曲考察ブログ

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全曲プレビュー!『メーデー』セカンド・インプレッション(1)

BUMP OF CHICKEN 14th Single
メーデー
(c/w 「ガラスのブルース(28 years round)」)
2007年10月24日 発売/1050円(税込)

かつて星になった、友へ。
メンバーの"今"を鮮やかに焼き付けた名盤


※注意!賛否両方を含めた忌憚の無い内容なので、
「発売早々、否定的意見は読みたくない!」という方は
閲覧にご注意願いたい。勝手な話ですが、よろしくお願いします。



1.メーデー
誤解されそうな表現だが、あえて書こう!予想以上の出来
これほどの曲をシングルで切っちゃうなんて、「アルバム大丈夫か」と余計な心配すらしてしまう(笑)
疾走する(水滴を飛び散らせながら突き進むトビウオのようだ)澄み切ったメロディ、
そして目まぐるしく展開する"君"の救出劇の素晴らしさ!
歌詞は、人間の心の闇をかっ開くことを、瑞々しい潜水の比喩で鮮やかに表現している
"物語的な"歌詞は今作でも健在で、メーデーを受信する→飛び込む→君と出会う→浮上する
という一連のシナリオを、文章上では最小限で、かつ演出上では最大限に曲に盛り込んでいる。
藤原の得意技の一つである(と私が勝手に考えている)"照明の演出"も冴え渡り、
水中奥深くの深淵と、眩しく輝く『水溜りの外』(=『心の外』)との圧倒的でダイナミックな対比も素晴らしい。

これまでBUMPには、"分離したもうひとりの(葬った)自分と出会う"という曲が数多く存在したが、
その自分とは別の人間が救出のために心の闇に飛び込む、という内容は前例が無い
「お前はお前自身が抱きしめてやれ、助け出してやれ」と唄って来た彼らが、初めて、
「俺たちが助け出してやる!」という姿勢に打って出ている内容は新鮮であるし、
同時に、これまでまでに無くアグレッシブルであるバンドの姿勢には身震いすら憶える。
とにかくも、現在のBUMPの創作環境が極めて豊潤であると感じざる終えない傑作だ!
ただ、救難信号の「メーデー」は、海よりは空で使われている印象があったのだけれど、どうなのだろうか?


2.ガラスのブルース (28 years round)
2005年8月10日に開催された、プラネタリウム・ライヴとほぼ同じアレンジ。
そのまますぎて逆にさほど驚きが無かったのが、物足りないと言えば物足りないが・・・。
アレンジの素晴らしさは言うまでも無いけれど。

今回の新録で特に前面に押し出されていたのが
"これは4人のアンサンブルである"、という主張であった。
特に2番の、アコギ2本、ベース、そしてドラムそれぞれがはっきりと区別出来る
シンプルな、まさにカルテットの4人が眼に浮かんでくるような素朴な演奏が、
飾らない、むき出しのBUMP OF CHICKENを表わしているようで感動的だ。
途中に挟まれる、藤原と3人の呼応し合うようなコーラスも胸に迫るものがある。
隠しトラック以外でこれほどまでハッキリとした3人の声が聴けるとは!
また今作は、曲中で息絶えた"猫"への霊歌、ゴスペルとしての意味合いも色濃い。
アウトロに収録された、まるで教会の合唱のような美しいコーラスが印象的だ。
後述するが、迎え火のような印象的なジャケットからもそれが受け取れるだろう。

(ドラムの)升が取材で、タイトルにある「28 years round」の別の意味について意味深な発言をしてから
月齢28日説、アルバム28曲説、公転周期が何たら説、などなどが飛び交っているが、
今のところ一番有力そうなのは、ツアー「ホームシック衛星」に、現在発表されている公演に加えて
ホール規模のライヴがもう6公演追加され、「28箇所=28 round」になる、というやつかなぁ。
(※注意!噂・憶測の域ですのであまり本気にせぬよう!)


3.スターダストダンスホール
・・・ひどい!(褒め言葉)
ここ数作、がっちり作曲andゆるりと作詞、という体制がしばらく続いており、
音楽的な新しい試みの実験場(コンポーザー使用etc...)という側面もあった隠しトラックだが、
今作は久々にイキアタリバッタリ指向が復活している。
ここまで自由奔放なトラックは、遡ること5年前の『スノースマイル』に収録されている
「Tinpost*Uncle On」以来ではないだろうか。
途中から直井が自信無さげになっていく様子が面白い。
ところで、当ブログの「ファースト・インプレッション」では、終盤の「被ってんじゃねぇかよ!」の声の主は
増川だと書いたが、これはどうやら藤原のつぶやき・・・か?
この声を聞いて噴き出してる相手こそが増川のような気がする。


デザイン
これまでの数多のジャケットの中でも傑作の部類に入る出来
驚かされたのが、このジャケットには「メーデー」ではなく、カップリングの
「ガラスのブルース」を意識したデザインが施されていた点である。
もちろん、炎が炊かれている"救難信号"としての解釈も可能ではあるのだが、
「ガラスのブルース」の歌詞中で夜空、星といったモチーフが特に使用されていることに加えて、
この"炎"という存在も気になってしまう。
この焚き火は、まるでガラスの目を持つ猫への"迎え火"のようだ。
藤原が、増川が、直井が、升が、猫の居る星空へ向かい、
8年の時を経て、いま"BUMP"という炎のしるしを送っているのである。
過去と現在が呼応している。時空を超えた普遍がある。
彼らはガラスの眼をした猫たちに、「俺たちはここにいるぞ」と夜空へ合図を送っているのではないか。
・・・素晴らしいコンセプトだ。

余談だが、ネットに最初に出回ったジャケット写真と比べると、本物の方はやや暗くなった印象がある。
お手元のジャケットとamazonに載ってるジャケットを見比べてみて欲しい。
ネット版のほうがすこし背景が見えすぎている。スタジオ撮影のように見えるからだろうか?


補足:プロモーション・ビデオ(PV)
まだ製作されていない。
おそらく、アルバム発表時のプロモーションとしてこちらが製作されるんじゃない、かな、と勝手な予想。


この場をお借りして今後の動向について軽く考察しておきたい。
まず予想の範疇とはいえほぼ断言できることは、これ以上シングルが発売するのはもう無いだろうということだ。
次にCDのリリースがあるならば、今度こそ間違いなくアルバムだ。
ツアーを挟むため、その手前かあるいは後か、ということになるだろうが、
全曲が出揃ったという話も出ているようなので(雑誌の表紙も決まっている)、そう遠くない将来、
遅れた場合でも恐らく2008年3月を超えることは無いのではないか。
レコーディングが順調ならば、年内発売もありえる、かも?
うふふ、わくわく。


『花の名』のインプレッションも近日更新予定!




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